【コラム】動き始めようかと思うとき

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回復が進んでくると出てくる気持ちがあります。
それは「ちょっと外に出てみよう」という前向きな気持ちです。

これまでは「外に出なければならない」といように、そうしなければという義務感が強かったのが、治まってきます。

そのかわり、自分の気持ちとして、「余裕がありそうなら」ちょっと外に出てみようという行動が出てくるのです。

つまり、「義務感に急き立てられる」という焦りから、「ちょっとしてみよう」という余裕へと気持ちが変化したのです。

もちろん、まだ体のしんどさや、頭が上手く回らない感じは残っています。

しかし、「ちょっと動けそうだな」という感覚も出てきます。

 

動いたあとは、きちんと休む

動けるようになってくると、次は「欲」が出てきます。
この欲というのは「もっと動けるはずだ」という「もっと○○できるはず」という欲です。

それは意欲が出てきているともいえるので、プラスの面もあります。

しかし、まだここでも「本調子ではない」ので、無理して頑張る必要はありません。

また動けるようになるほど、「動いたあと、ひどく疲れる」という疲労感も出てきます。
疲労感が出てくると「ああ、やっぱり私はダメだ」と落ち込む方もおられるのですが、これもそれほど気にする必要はありません。

まだ体力を回復させる時期なので、ちょっと動いたら疲れるのは当たり前です。

疲れを感じたときには休む。ここまで続けてきたこの取り組みを、ここでも継続してください。

 

あせりとのつきあいは続く

気持ちのあせりが出てくることもあるでしょう。

そういったときも、ふと冷静になって「あ、またあせりが出てきている」ぐらいに考えてください。

あせりに気づくと、「ちょっと休もう」と思うことが出来て、そして休められます。

自分の気持ちや状態に気づいたら、無理のないように対応する。

そうすると「先週は外に出られたのが1日だけれども、今週は2日出られた」というようになります。

それがいつのまにか、毎日外出する習慣へとつながっていくのです。

ちょっと動こうと思ったときだけ、動いてみる。

これをこころがけてみてください。

 

 

プロフィール
この記事を書いた人
三輪 幸二朗

Mitoce 新大阪カウンセリング代表
臨床心理士

Mitoce 新大阪カウンセリング
電話番号:06-6829-6856
メールアドレス:office@mitoce.net

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