カウンセリングを受けて頂いてもちろん大丈夫です。
それどころか自分の思いを言葉にできる人であれば、カウンセリングは必要がないかもしれません。上手く言葉にできないからこそ、カウンセリングが必要になると思います。
このような質問をされるのは「話すのは苦手だけれどもどうにか自分を変えたい、カウンセリングを受けたい」という思いをお持ちの方かもしれません。
カウンセラーとしては言葉にできる、できないよりも、相談者自身が「どうにか自分を変えたい」という思いが大切だと思います。
どうしても言葉で表現するのが苦手というのであれば、表現療法という絵など、言葉以外の方法を使ってこころを表現して、カウンセリングを行うこともできます。
カウンセリングで「上手く話せない」という相談があった場合、その悩みの背景を確認することがあります。
いわゆる知的能力や発達障害など言葉に関する能力に何らかの偏りがあるのか、もしくは、こころの状態によって話すことが苦手になっているのかを確かめます。
知的能力や発達障害の場合は、言葉を話す、話を聞く、相手や状況に合わせて話題を選ぶことが苦手だったりします。そういった方が「話すのが苦手」なのであれば、カウンセラーとしては心理検査を受けることを勧めます。そして検査結果と照らし合わせて、具体的に何が苦手なのかを検討します。
こころの状態によって話すのが苦手なときは「相手の話を理解できるし、自分も話したいことはある。けれども話そうとすると、気持ちのブレーキがかかって上手く話せない」という場合があります。
そのようなときには、話すことに対する不安や上手く話せないことへの劣等感を抱えられるような、こころを育てることをサポートします。
「上手く話せない、話せるようになりたい」ということがカウンセリングの目標にもなる場合があります。
話せるか悩んでいるようであれば、一度カウンセラーに相談頂ければと思います。
Mitoce 新大阪カウンセリング・心理検査
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