Q27.家族やパートナーと一緒にカウンセリングを受けられますか。【カップルカウンセリング】

よくある質問・カウンセリングの疑問

カウンセリングを家族やパートナーと受けることができるのでしょうかと問い合わせを受けることがあります。
カウンセリングを受けるときは、相談者とカウンセラーが1対1で行うというイメージがあるからだと思います。

たしかに基本的にカウンセリングは一人で受けてもらうことがほとんどです。ただし、私の場合ですが、本人が希望されてパートナーを連れてくるときには対応しております。

パートナーと一緒に受けるときのメリットをあげると、相談者とパートナーとの間で、どのような悩み事が起こっているのかが明確になるということがあげられます。

一人だけから様子を聞いていても、具体的にどのようなやり取りが起こっているのかわからないときもあります。パートナーと受けて頂くと、実際にどのようなやり取りがあるのかを確かめることができるというメリットもあります。

また、相談者にとってもパートナーと二人きりの状況では、なかなか話し合えなかったり、伝えられない思いがあったりします。
カウンセリングに二人で来られることで、そういった普段は話し合えないような内容を二人で取り上げるという機会にもなります。

ただしこのようにパートナーと一緒に受ける場合、パートナーと本人がお互いに協力して問題に取り組もうとする姿勢があることが大切です。

「パートナーに問題があるから、カウンセラーから言い聞かせてください」と相談者がおっしゃることもあるのですが。そのようにカウンセラー任せのときには、上手くいかないことがほとんどです。

「普段ならパートナーにいえないことがあるけれども、せっかく一緒に来たし、カウンセラーの前だったら言える」ということで、カウンセリング中に頑張って話すというような相談者であれば、良いと思います。

このあたりは親子関係に悩んでいる親子が来られた場合と似ています。
「子どもに問題があるからカウンセラーから叱りつけてください」という場合は上手くいきません。
「子どもに問題行動がみられるけれども、私も一緒にその課題に取り組みたい」という親であると、カウンセリングが上手くいくことと似ています。

ただし私の場合は、始めからパートナーと二人で来談されることは少ないです。もしお二人で来られたとしても、それぞれから話を聞くことになります。

このあたりはカウンセラーによって対応が異なります。始めから2対1でのカウンセリングをするというカウンセラーもいます。ただし、まだそのようなカウンセラーは少数です。

実際は1対1のカウンセリングを専門としているカウンセラーが多いと思います。パートナーとのカウンセリングを希望される方は、申込時に確認して頂ければと思います。

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Mitoce 新大阪カウンセリング・心理検査

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