人生相談・お悩み相談とカウンセリングの違いはどこにあるのでしょうか。こころの悩み事の相談といえば「こんな悩みのときは、こうすればいいですよ」というアドバイスをもらえる、人生相談をイメージする人も多いと思います。カウンセリングも人生相談も差がないと思っている方もおられるようです。
まず人生相談について説明します。人生相談の場合は回答者が相談者の悩みに対して「こうすればいい」とか「こういう風に考えてみては」と意見や答えを出します。
悩み事に対して1回の回答で終わることが多いです。何回も同じ人に悩み事が解決するまで通うということは、少ないだろうなと思います。
ではカウンセリングはどうでしょうか。
カウンセリングでは相談者の悩みに対して助言、アドバイスをすることはあっても、そこですぐに解決することは少ないです。
問題を解決するのはカウンセラー側ではなくて、相談者が自ら悩みが解決できるようになることを支援します。ここが人生相談との大きな違いです。
ですのでカウンセラーは、悩みに対してハッとするような言葉かけをしたり、アドバイスをすることはメインの仕事ではありません。
人生相談のように何かの回答を求めている人は、カウンセリングを受けるとがっかりするかもしれません。
カウンセリングに来る人の多くは、そういった他人の意見やアドバイスを受けても(それがたとえ素晴らしいアドバイスであったとしても)、悩み事が解決しなかった経験があります。
アドバイスを受けた時点ではすごく納得したとしても、しばらくするとまた元通り。このような経験をされたことがあるかもしれません。
繰り返しカウンセリングを受けて、少しずつこころを成長させていく必要があります。そのため1回で終わらずに、何回も通って時間をかけることになるのです。そしてカウンセリングを続けることで、自分だけの答えを出せるようになっていくのです。
Mitoce 新大阪カウンセリング・心理検査
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