Q22. カウンセリングではキャンセル料はなぜかかるのですか。【カウンセリング料金】

よくある質問・カウンセリングの疑問

カウンセリングではキャンセル料がかかります

カウンセリングでは、予約をキャンセルしたときキャンセル料を頂くことがあります。なぜカウンセリングを受けていないのにキャンセル料がかかるのか、という疑問を持たれる方もおられますので、その点について説明させていただきます。

カウンセリング料金とは?

キャンセル料についてお答えするために、まずカウンセリング料金について説明させて頂きます。

カウンセリング料金は、基本的にはカウンセラーの人件費と場所代が主となります。そのためカウンセリングを予約した時点で、カウンセラーの時間と場所を確保しなければなりません。ですので予約をした時点で必要な経費が仮に発生するといえます。

ただし仮に経費が発生した時点で料金を頂くわけにもいきませんので、キャンセル料を頂くときの条件を設けます。条件としては当日、もしくは前日のキャンセルの場合に料金を頂くことが多いです。

またカウンセリングはほかのサービス業とは異なる事情があります。それは予約のキャンセルがあったとしても「ほかのクライエントをその時間に入れることが少ない」という事情です。

カウンセリングは基本的には、継続的かつ定期的に通っていただくという前提があります。そのためクライエントに対して曜日と時間を固定して枠を確保しなければなりません。たとえばAさんは「火曜日の〇時」とすると、毎週「火曜日の〇時」をAさんの時間として確保します。 

そのためキャンセルがあっても、その時間枠は確保しておきます。どれほどの期間、確保して残しておくかはカウンセラーによって異なりますが、基本的には2~4週間は残しておくでしょう。
 つまりクライエントが来ない場合であっても、その曜日と時間の枠は確保しておきます。とくに「前回は調子が悪くて休んだのですが、今週はその曜日と時間は空いていますか?」という問い合わせが良くあります。そのため確保しておく必要があるのです。

カウンセリングは、なぜ時間を固定するのか?

 カウンセリングの基本は曜日と時間の枠を固定します。それはカウンセリングの効果を上げるために必要だからです。 

こころの悩みを抱えている方がカウンセリングに来て、悩みを相談します。そしてカウンセラーと話すなかでこころの悩みが少し軽くなり、悩みへの対処法を知ったとします。しかし数日経てば、元々身に着けていた思考や感情、行動のパターンが出てきます。「悩みを生むこころのパターン」に戻る。つまりカウンセリングを受ける前の状態に戻ろうとする動きが出てくるのです。

カウンセリングは「悩むこころのパターン」を変更し「悩みを乗り越えるパターン」を身に着けることを目指します。もとのパターンに戻る前に、新しく身に着けたパターンが残るようにする。それを繰り返すことで、カウンセリングの効果が出るのです。
良い状態を維持するためには、始めは少なくとも1週間毎にカウンセリングに通う必要があります。日常生活のなかに「カウンセリングに通うパターン」を組み込んでいくことで、結果として「悩みを乗り越えるパターン」が維持できるのです。 

そのため時間の枠を守ってカウンセリングに通う習慣づけが大切なのです。 

キャンセル料はカウンセラーと相談して決める

キャンセル料の設定は、カウンセラーによって考えが異なります。
「カウンセリングを休んだらいきなりキャンセル料を請求されて困った」ということが起きないように、事前に確認しておくことが大切です。
多くのカウンセラーは、カウンセリングを始めたときにキャンセル料について説明するでしょう。またキャンセル料を取らないという方針のカウンセラーもいるので確認をしてみて下さい。

もしカウンセリングを受けている方で、キャンセル料について知らないときは担当カウンセラーにご確認ください。
とくに料金のことはカウセリングを受けるときには、とても大切なテーマですので、しっかりと確認いただければと思います。

 

 

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Mitoce 新大阪カウンセリング・心理検査

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