発達障害は思い付きで判断しないでください。
「あの人は発達障がいかもしれない」
思いつきで判断していませんか。
もし本当に発達障がいだったら…?
発達障がいと推測するだけでは、こころの問題は解決しません。
こころの問題を解決するたった3つのこと
解決に必要なのは3つです。
1.発達障がいなど、こころの状態を調べる。
2.得意な能力、苦手なことを確かめる。
3.対処法を実行する。
発達障がいなどの診断は医師が行います。
しかし診断のために必要な、こころの状態の測定は心理職が行います。
それが「心理検査(心理アセスメント)」です。
こころのアセスメントが不可欠
発達障がいと似た状態をしめす精神症状があります。
発達障がい、愛着障害、脳機能の障害、強迫症状など。
似たような状態が出てきても、対応方法はすべて違います。
しかし情報がないと判別できません。
脳波や血液検査のように、客観的にこころの状態について情報を得る方法。
それが心理検査です。
心理検査は高い専門性が必要
状態を客観的に把握するには、精神障がいの専門家による質の高い心理検査が役立ちます。
心理検査はこころの専門家(臨床心理士など)にしかできません。
ネット上で無料出来る心理テストは、どれほど結果が正しいのかという信頼性が低いのが、ほとんどです。
一方で当オフィスのような臨床心理の専門家が使用するのは、専門家だけが使用できる信頼性の高い心理検査です。医師が診断の補助に使う心理検査しか用いません。
ただし心理検査を習熟するためには長年の臨床経験が必要です。
とくに精神科領域でさまざまなケースを担当した経験が不可欠です。
心理職ならだれでもできるわけではありません。
そのため心理検査を実施できることを売りにしているカウンセリングルームは少ないのが現状です。
カウンセリングを始めるよりも、しっかりと心理アセスメントのために心理検査を受ける方が、大事なときもあります。
私はカウンセリングと心理検査のどちらにも取り組んできたからこそ、心理アセスメントの重要性が痛いほどわかります。
心理検査を受けたクライエントは、よくおっしゃいます。
「検査を受けて良かった」
「初めて自分の悩みの原因が分かった」
「どうすれば良いのか見えてきて、ほっとした」
発達障がいなど、こころの状態について知りたい方は、私たちのような、専門的な心理検査のできるカウンセラーがいる場所にご連絡下さい。
こころの問題の解決は、こころを知ることから始まります。
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