性格について悩んでいる方は多いかもしれません。とくに自分の性格が悪いかもしれないと悩んでおられる方はおられると思います。
こころに何か問題があるかと思ったときに相談する場所として、精神科や心療内科を思いつく方も多いようです。
しかし精神科や心療内科は医療機関です。病気とどのように付き合っていくかを相談する場所です。性格が悪いと思っているという理由で受診した場合は、悩みの背景を確認されます。もし、眠れない、不安、気分が落ち込むなどの症状が明らかになれば、治療を始めることになります。
医師によっては一見、病気でないような話にも耳を傾け、アドバイスやカウンセリングを紹介するという対応をされる場合もあります。
お薬を飲みたくない、という思いがあるようでしたら、カウンセリングを紹介されることもあるでしょう。
カウンセリングで性格は良くなる?
カウンセリングに「性格を直したい」と来談されたとき、カウンセラーがまず行う対応も医療機関と似ている部分もあります。なぜ性格を変えたいと思ったのかを確かめていくうちに、その背景にこころの悩み事が見えてくることがあります。
「なぜ性格を変えたいのか」を経緯を確認するなかで、どのように対応していくのかを話し合います。
性格を変えたいという悩みの背景には「対人関係が上手くいかない」「何かで失敗した」などのきっかけがあると思います。まずは悩みにどのように対処できるのかが大切です。
つまり「性格を変えたい」と悩みがあっても、すぐに性格を変えるかどうかを対応するのではなくて、その訴えの背後にある、こころの課題について考えます。
そしてこころの課題を解決していくなかで、性格が変わったことが自覚できると多いと思います。
カウンセラーは性格を直接に変えようとはしません。しかし課題を解決していくと結果的に「最近、性格が変わる」ことが起きます。
カウンセリングは間接的に性格を変えると言えるかもしれません。
Mitoce 新大阪カウンセリング・心理検査
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